メニュー

small town talk  no,3 『 tricolor / B&B 』

2018/11/23    small town talk

NHKの朝ドラや大河ドラマなどにも参加して

今や日本のアイリッシュシーンを引っ張る存在になったトリコロール。

お店にもライブに来てくれたこともありますね。

アイリッシュとはアイルランドの音楽。

フィドル、バンジョー、マンドリン、アコーディオンなどの楽器を使った

少し心が躍るような音楽です。

 

お店が田舎の長閑な場所にあるせいか

アイリッシュの音楽は当店にとても似合う音楽だと勝手に思っています。

その中でもこのアルバムはアイリッシュにある疾走感などがなく

終始穏やかなゆったりとした曲が続きます。

明るすぎず、静かすぎない、しかも全曲インスト

これはありそうでなかなかないものです。

困ったときはコレというぐらい今までずっとかけてきました。

あたたかな気持ちの良い日には特におススメです。

 

<続きを読む>

small town talk no,2 『Henning Schmiedt / Walzer』

2018/11/16    small town talk

お店でよくかけている音楽を。

お好きな方も多いと思います、ドイツのピアニスト、Henning Schmiedt。

ヘニングシュミートの作品はコンセプトがあるものが多く

ジャケットとの統一感なども含めてどれも素晴らしい作品です。

その中でも「ワルツ」と名付けられたこのアルバム。

ヘニング作品の中でも全体的に明るく、祝福にみちたような空気感がとても気持ちがいいです。

お店を移転する際、スタッフも増やし、席数も増やすと決断して

今までより、もっと自分の心も開放してたくさんの方に受け入れなければならないと思っていました。

その開放感、気持ちを開いていく感じがこのアルバムと少しリンクしている気がしていて

お店のHPのトップページにでてくる女性はこのアルバムジャケットをヒントに描いてもらいました。

今でもオープン時に1番かけているアルバムだと思います。

その日のお店の良い空気をつくってくれます。

<続きを読む>

small town talk  no,1 『クラムボン / musical』

2018/11/14    small town talk

ここ数年、自分の尊敬する方や、こちらが一方的に考え方や価値観が似ているんではないかと思っている人は

ブログを今もちゃんとやられていて、とても勉強にもなるし、読んでいておもしろいので

僕も無理ない程度にやっていけたらと思っています。

内容は自分の好きな音楽中心に様々な事を

難しくなく綴っていけたらなと思ってますので

どうぞお暇なときにでも覗いていただけたらと思います。

 

まず、1回目は

『クラムボン / musical』

ご存知の方もいるかもしれませんが、当店の店名「喫茶tayu-tau」は

このアルバムに入っている「tayu-tau」という曲から拝借しています。

このエピソードを話すと長くなるので、興味のある方は

先日発売された「カフェノナマエ」という本に(当店でも販売しています)

詳しく記載して頂いているので読んでみてくださいね。

 

[このブログのタイトルにしたsmall town talk も好きな曲から、これもまたいつか紹介します]

 

クラムボンをお店でかける事はあまりないのですが

このアルバムの最後の3曲

long song ~ tayu-tau ~ Dear Gould だけはたまに流します。

メロディーも歌詞もすべてが美しく

集中して聴きすぎると未だに泣きそうになる事もあります。

以前の店舗の建物にクラムボンがライブで来たとき

ちょっと外へ出たらリハーサルの音が聞こえてきて

long songのイントロが鳴った時のあの空の光景。

今でもよく覚えています。

Dear Gouldのグールドは伝説のピアニスト、グレングールドですね。

グールドもこの曲から聞くようになりました。

昔は情報も少なかったので好きなアーティストの好きな音楽などを

ラジオや本で知ってメモを必死にとっていた気がします。

クラムボンで1番好きなアルバムと言われたら

僕は「imagination 」かなーと思ったりしますが(その時の気分にもよります)

「Musical」は僕らにとっては重要なアルバムです。

聴いた事のない方はぜひ。

 

ちなみにクラムボンのライブで記憶に残っているのは(前の店舗のライブを除くと)

10年以上前だと思いますが

野音の小音楽堂、真夏の昼間のフリーライブ。

とてもゆるく、あの時にしか聴いた事のない

「のんびり」という曲がハイライト。

<続きを読む>

main-line